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弁護側は被告人質問に先立ち、メールの内容を明かさずに質問する検察側の質問方法について、「極めて違法。場合によっては黙秘権を行使する」と主張した。検察側も反発し、異様な雰囲気に包まれた。
検察側が、LDの決算説明会で細部を確認せずに説明に立った堀江被告の対応を「いい加減な姿勢では」と指摘すると、堀江被告は「一部だけを取り上げるのは揚げ足取り。いいかげんにしてほしい」と声を荒らげた。
LDの事業部門拡張をめぐる堀江被告と元同社代表取締役、熊谷史人被告(28)のメールのやりとりをめぐり、廷内はさらにヒートアップ。メールを提示せずに読み上げる検察側に、弁護側が「提示しないなら答えない」とかみついた。
検察側が大まかな内容だけを読み上げて質問を続けると、堀江被告は「一部だけあげつらってどうのこうの言っている。メールを提示すればいいでしょう」と語気を強め、検察側は「これは私の質問」とはねつけた。
堀江被告がメールの内容を早口で明かした上で、「そこまでちゃんと示してよ」と述べると、今度は検察側が「覚えてるじゃないか」と激怒。堀江被告が「昨日開示されているんだから、覚えているに決まってるじゃん」とバカにしたような態度で応酬すると、廷内は“戦時状態”に突入した。
見かねた小坂裁判長はやりとりを制止し、休廷を宣言した。
ZAKZAK 2006/11/21