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昨年発売したマイクロソフトのＸｂｏｘ３６０、１７日に発売されたソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション３（ＰＳ３）に次ぐ発売で、ゲーム機商戦の本格開戦となった。
発売１週間前から、任天堂では過去最大規模となる総額２億ドル（約２３５億円）の宣伝活動を行ったＷｉｉ。その効果は抜群で、初日に４０万台が投入された２４４．９９ドル（約２万９０００円）の新商品を目当てに、米国各地の玩具店に、大勢のファンが詰めかけた。発売と同時に、レジは大混雑。米国でのフィーバーぶりを見せつけた。
ＰＳ３などと異なり、高精細のグラフィックではなく、楽しいゲームを追求するＷｉｉは、独自のコントローラーによる新たなゲームスタイルで、爆発的ヒットとなったニンテンドーＤＳと同じく、新たなファン層の取り込みを図る。
来月２日には日本でも発売が始まり、年内に世界で４００万台の販売を予定している。
一方、米国では１７日に発売されたＰＳ３も大人気。会員制オンラインショップが一時ダウンしたり、ＰＳ３目当ての客の行列に強盗が銃撃したほか、恐喝などのトラブルも発生し、次世代ゲーム機商戦は過熱気味の様相も見せている。
ZAKZAK 2006/11/20