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船越アナは今夏、巨人戦中継のため地方遠征に出張した際、系列の女子アナウンサーにセクハラ行為を働いた。その後、系列局幹部が同局に抗議したことで事件が発覚。同局の就業規則違反に問われ、チーフ・アナウンサーから一般職への降格人事処分を受けた。
セクハラ事件は9月21日に発覚し、同23日には出演予定だった「ズームイン!!サタデー」を休んだ。その後、テレビ出演することはなく、無期限謹慎中だった。
船越アナは同局のスポーツ中継アナウンサーの顔で、今年3月には、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦の中継を担当した。大先輩の徳光和夫氏も「取材力、表現力、瞬発力と、スポーツアナに必要な要素をすべて備えた第一人者」と高評価していた逸材だった。
関係者によると、異動先はコンプライアンス(法令順守)推進室。同局の権利関係や著作権、契約に関する問題を扱う部署で、その中のライツ審査部に配属予定だという。この異動について、同局総合広報部は「アナウンサーは公人の立場でもありますが、公示がまだ先(12月1日付)ということもありますので…」と言葉をにごした。
同局では、過去にもアナウンサーが広報部や宣伝部に異動する人事が発令されているが、再びアナウンス部に戻るケースは最近ではない。同局広報部は「本人への処分は(降格で)もう終わっている。今回の異動は(86年入社からアナウンサー一筋で)年次的にも長いので、異動しても不思議ではない時期だ」と話している。