2006年11月17日(金) 22時58分
裁判員候補は年間37万人、08年末から選任手続き(読売新聞)
2009年5月までにスタートする裁判員制度で、最高裁は17日、国民から選ばれる裁判員の選任手続き案を公表した。
選任過程は3段階に分かれる。
年間約37万人の裁判員候補者に調査票を送り、出頭が難しい時期などを事前に調査、その時期には個別事件の候補者に選ばれても呼び出しを免除するなど、国民負担を軽くする工夫をした。
最高裁は来夏までに規則を制定し、実際の手続きは08年12月から始まる見通しだ。
殺人など裁判員裁判の対象事件は年間約3700件と試算されており、最高裁では1事件につき100人、年間で約37万人の裁判員候補者を想定している。
(読売新聞) - 11月17日22時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000014-yom-soci