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先日、次世代ゲーム機のプレイステーション(PS)3が発売されました。初回出荷数が少なめだということで各地の販売店で多少の混乱があったというニュースはお聞き覚えがあるでしょう。人気商品ぶりを見せ付けてくれましたが、その購入客の中には自分用に買う人だけでなく、けっこうな数の転売ヤーがいたのではないか、と話題になりましたワン。
転売ヤーとは、ネットオークションで品物を転売してお金を稼いでいる人のことです。実際、かなりの転売ヤーが初日にPS3を購入したようで、ネットオークションではすさまじい数のPS3が出品されました。販売価格の倍近い値段で落札されるなどして、店頭だけでなくネットの中でも大騒動が起きたのですワン。
基本的にネットオークションというのは転売することが前提なのですが、転売ヤーは不要になったものを販売するのではなく、最初から利益を出すことを目的に品物を買い付けて転売しています。この転売行為は完全に違法というわけではありませんが、マナーに反する行為なので不快に思う人は多いですワン。
ダフ屋と同様なので、地域によっては迷惑防止条例で規制を受ける可能性もあります。しかし、最初から転売目的だったのかどうかという点が確定しにくく、規制するのは難しいと言われていますワン。
ネットオークションが一般に広く浸透し、気軽に個人売買ができるので、転売ヤーの数も増えてきたのですな。最近、人気商品などは転売目的で買占めされてしまうこともあるようです。一部ユーザーの間では、なんらかの対応をするべきではないかという声が高まってきていますワン。