2006年11月14日(火) 03時08分
NHK、来年度から訪問集金廃止…人件費削減目指す(読売新聞)
NHKは、受信料の訪問集金を廃止する方向で検討を始めた。
2007年度の事業計画に盛り込む。新規契約を対象とし、既に訪問集金を受けている契約者に対しては、口座振替などへの移行を順次、働きかけていく。コストのかからない集金方法に変更することで、契約収納業務費の大幅な削減を目指す。
受信料の総契約件数は9月末現在、3617万件で、このうち3269万件が実際に支払っている。昨年度末現在での契約件数の内訳は、口座振替やNHKから郵送される払込用紙による継続振り込みが82・4%を占めるが、営業の地域スタッフが各戸を回る訪問集金も637万件で、17・6%に上る。
一昨年の不祥事以降、訪問集金の件数は増加傾向にあるため、昨年度の契約収納業務費は370億円に達し、口座振替手数料などを除いた人件費はその7割を占めている。
(読売新聞) - 11月14日3時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061114-00000101-yom-ent