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2006年11月14日(火) 21時31分

大豆イソフラボン不当表示、公取委が2社に排除命令朝日新聞

 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防や更年期障害の軽減に効果があるなどと人気を集めた「大豆イソフラボン」を含む健康食品で、実際に含まれている成分量が表示より少ないのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、公正取引委員会は14日、販売元の健康食品販売会社2社に表示をやめるよう排除命令を出した。

 命令を受けたのはエープライム(千葉市)と大機(静岡県富士市)。

 調べでは、エー社は錠剤タイプの商品で「1錠中25ミリグラム」、大機はカプセル状の商品で「3粒あたり90ミリグラム」などと、大豆イソフラボン含有量を自社のホームページや商品のラベルで表示。公取委が分析したところ、エー社の商品では表示されている量の0.1%にあたる0.025ミリグラム、大機では18ミリグラムしか入っていなかった。「製造委託の際のやりとりで手違いがあった」などと説明しているという。

 エー社は「商品は回収済み。今後はイソフラボン商品の販売はしない」、大機は「製造工場の手違い。再発防止に努める」とコメントしている。

http://www.asahi.com/life/update/1114/013.html