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知事選の投票率の推移
今回は、過去最多の新顔５人が立候補したことに加え、談合事件や県政汚職事件が続く中で県政への関心が高まると予想され、投票率のアップが期待されていた。朝日新聞社が４、５日に実施した、電話による世論調査でも、知事選に「関心がある」との回答が８４％にも上っていた。
選挙終盤には、各陣営も無党派層への浸透を図ったが、ふたを開けてみれば、投票率は思うように伸びなかった。特に大票田で県内平均を下回っており、福島市が５４．５６％、郡山市が４８．９８％、いわき市が前回よりも７．６８ポイント低い５１．６４％だった。
市議選と同日投開票だった南相馬市で２９．９８ポイント増の７８．２１％、県議補選と同日投開票だった会津若松市や双葉郡では約１５ポイント上がった。期日前投票は前回より約５万５０００人多い１４万２４６０人が投票した。