2006年11月13日(月) 11時27分
灰色金利分の返還を…多重債務者1800人が一斉提訴(読売新聞)
過払い金の返還を求める訴訟で東京地裁に入る原告代理人ら
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全国の多重債務者約1800人が消費者金融やクレジット会社約74社を相手取り、利息制限法の上限金利を上回るグレーゾーン(灰色)金利分の返還を求める訴訟を13日、全国35都道府県の地裁・簡裁で一斉に起こした。
請求金額は計約27億1300万円。グレーゾーン金利を撤廃する貸金業規制法など関連法改正案(貸金業法案)が成立する見通しとなったことから、今後、過払い金返還請求の動きは加速するとみられる。
提訴を呼びかけたのは、多重債務者の救済に取り組んでいる「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」(東京都千代田区)で、一斉提訴は3回目。昨年12月以降、同様の訴訟は計約5300件、請求額は約53億円となった。
(読売新聞) - 11月13日11時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061113-00000001-yom-soci