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数年前に知り合い、交際中だった2人は「子供がうるさかった」と容疑を認めているという。
調べによると、両容疑者は10月23日午後4時すぎ、大仙市内で駐車した車の中で、園児の頭部や顔面などを素手で殴り、口をふさいだ上、同5時すぎに、母親が農業用水路に放置し、窒息死させた疑い。
犯行後、母親は「午後5時半ごろ、炊事中に行方不明になった」として、付近の住民らに捜索を求めた。園児は午後7時ごろ、自宅から約400メートル離れた用水路でうつぶせで死んでいるのが見つかった。
用水路付近は水深2、3センチと浅く、すでに真っ暗となっていた農道を4歳児が1人で外出したとも考えにくいため、捜査1課では失踪直前まで一緒にいた母親が事情を知っているとみて内偵していた。
保育園児の体にはアザがあり、自宅からは毎日のように泣き声が聞こえていたことから、日常的に虐待を加えていたとみられる。
母親と同居の内縁の夫は県外へ仕事に出ており、事件当時は母親と園児の2人暮らしだった。同容疑者は「おとなしくて口数が少ない」と近所で評判だったが、近所の女性は「神経質な人だった。1人で怒って独り言をぶつぶつ言うことがあった」と話していた。
一方、県教育委員会などによると、母親は昨年8月下旬、県立高校で非常勤技師として採用され、除雪や草刈り、暖房の修繕などの仕事をしていた。同校の男性職員は「陸上競技をしていて明るい人。生徒とも明るく声を交わしていた」。県教委の職員は「気さくで熱心な人と聞いていた」と話した。
ZAKZAK 2006/11/13