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2006年11月13日(月) 18時44分

「プレイステーション 3」の転売目的の買い占め相次ぐ ネットや海外などで転売フジTV

11日に発売された「プレイステーション 3」。店では品切れ状態が相次いでいるが、裏では転売目的の買い占めが相次いでいたことがわかった。
ハイビジョンでゲームが楽しめる「プレイステーション 3」。
10日夜、各地に「プレイステーション 3」を手に入れようと長蛇の列ができたが、この中に買い占め目的とみられるグループがいた。
店で販売後、中には買い占めたとみられる大量の「プレイステーション 3」が積まれていた車もあった。
発売前夜の10日夜、新宿の店では1,000人を超す行列となり、早くも品切れの札が立った。
「プレイステーション 3」は初回出荷台数が少なく、世界的な品不足となっている。
こうした人気に目を付け、ネットオークションなどでの転売を目当てに、購入するグループがあった。
発売日の午前7時には、早くも「手元にあり」と書かれた「プレイステーション 3」が出品されていた。
4万9,980円の「プレイステーション 3 20GB」が、定価より高く売りに出されているものをはじめ、落札開始価格が19万円のものもあった。
購入した中国人留学生は「わたしは上海の出身です。今(プレイステーション 3の)値段が高いから、販売して少し金を稼ぐ。(誰に売るのか?)香港の人と台湾の人。販売目的として、プレイステーション 3を買う人から、高い値段で回収する」と語った。
この留学生は知り合いに頼まれ、「プレイステーション 3」を購入したという。
それをブローカーが高値で買い取り、インターネットや海外などで販売するという。
購入した中国人留学生は「大体2万〜2万5,000円くらい(の稼ぎになる)」と語った。
FNNが直撃した中国人ブローカーは、留学生を使って買い占めている実態を認めた。
こうした実態について、買えなかった人は「(転売についてどう思うか?)あまりいいとは思わない。いろいろな問題があると思うが、防ぎようがないのが現実」と語った。
ソニー・コンピュータエンタテインメントは「実際にこのような行為が行われているとしたら大変残念ですが、当社としてはこのような行為を防ぐことは難しいと考えています」とコメントした。
今週末に「プレイステーション 3」が発売する台湾のゲームショップの店員は「とにかく問い合わせが多く、手に入れるのは大変だと思う」と語った。
まだ、香港以外での発売が決まっていない中国では、ネットオークションで「日本から直送で9台限定」と売りに出され、値段は約8,000元(12万〜13万円)となっている。
これらのほとんどは日本からの転売と考えられる。
取材中、現金を支払う光景も見られた。
紀藤正樹弁護士は「ネットオークションで値をつり上げて転売して、利益を得るという活動は一般事業者の活動になる。連絡先の表示義務がありますので、もし記載がないのであれば、特定商業取引法に違反します」と話した。
しかし、関係者によると、インターネットで販売される場合、出品者の特定が困難なこともあり、摘発は難しいという。
highlow highlow 2006/11/13 18:44

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00100275.html