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2006年11月12日(日) 13時01分

’06知事選:出直し・ふくしま 雨の中、最後の訴え−−きょう投開票 /福島毎日新聞

 ◇期日前投票、10万人超
 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う県知事選は11日、時折激しく雨が降る中、各候補者が県内各地で最後の訴えに声をからし、17日間の舌戦を締めくくった。
 立候補しているのは、いずれも無所属新人の▽県労連議長、小川英雄氏(57)=共産推薦▽民主党前参院議員、佐藤雄平氏(58)=民主、社民推薦▽会社役員、高橋喜重氏(58)▽弁護士、森雅子氏(42)=自民、公明推薦▽元県議、川田昌成氏(63)の5人。
 各党相乗りの佐藤前知事と共産系候補の対決が過去4回続いたが、今回は県政与党が割れ、激しい選挙戦となった。各陣営とも県政刷新や不正の再発防止などを訴え明確な争点は乏しいものの、投票率は前回を上回るとみられる。10日現在の期日前投票は前回同期比3万8666人増の10万5180人となった。
 投票は県内1476カ所で一部を除き午前7時から行われる。午後8時までだが、57市町村の一部では1〜3時間繰り上げる。各市町村で開票され、12日深夜には大勢が判明する見通しだ。【知事選取材班】
 ◇談合「私だけが徹底追及できる」−−小川氏
 小川氏は、遊説の場所を福島市内に絞り、1カ所の時間を10分以内にして多くの場所を回った。駅前や大型スーパー前など通常より多い23カ所で支持を訴えた。訴えの柱である談合問題について「私だけが徹底追及できる。私を知事に送り出していただき、県政の大掃除を行っていこう」と呼びかけた。選挙事務所近くで最後の演説を行い、選挙戦を締めくくった。
 ◇「政治経験の集結、県政に命かける」−−佐藤氏
 県内をほぼ3巡した佐藤氏は、この日は田村市から西へ向かい、大票田の郡山市などで街頭演説を行った後、中通りを北上し、福島市の選挙事務所前で最後の訴え。「県民党」を標ぼうし、政治実績や県内事情の精通ぶりをアピールしてきた選挙戦の最後は「35年間の政治経験の集結として県政に命をかけたい」とあいさつすると支援者から拍手がわき起こった。
 ◇「きれいな政治に全身全霊傾ける」−−森氏
 森氏は、福島市や伊達市など県北地方を遊説した。午後5時半からは福島駅東口で街頭演説に立った。森氏は「あと一歩まで来た。きれいな政治のために全身全霊を傾ける」と支援を呼びかけた。応援演説には自民党の中川秀直幹事長や公明党の神崎武法前代表らが応援に駆け付けた。午後7時半からは福島市のまちなか広場で遊説打ち上げ式を行った。
 ◇「県政刷新の主役、県民のみなさん」−−川田氏
 告示前日に出馬表明し、大きな組織の推薦を受けず草の根選挙を戦ってきた川田氏は、県議時代の地盤だった県南地方を中心に遊説し、「県政刷新」を訴えた。「県民のみなさんが主役。県をどうしたいのか真剣に考えてほしい」と呼びかけ、「県民が県政を変える意識を持たないと何も変わらない。『災い転じて福となす』にしなければならない」と訴えた。

11月12日朝刊
(毎日新聞) - 11月12日13時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061112-00000135-mailo-l07