2006年11月11日(土) 19時01分
大津市消防局:自販機手数料流用か 無許可で設置 100万円超、親ぼく会へ /滋賀(毎日新聞)
◇市、全庁で調査−−関係者の処分検討
大津市消防局の各署や分署で、行政財産の使用許可を得ずにたばこなどの自動販売機を設置し、業者が支払った手数料を同局の親ぼく会に流用していた疑いがあることが分かった。支払われた手数料は100万円を超えるとみられ、市は関係者の処分を検討している。【高田房二郎】
市消防局などによると、市内の消防署や分署に使用許可を得ないまま、たばこや清涼飲料水の自販機約10台が設置され、職員らが利用。本来なら市に入るべき行政財産の使用料や電気代などが払われていないことが10月の定期監査で判明した。
これらの自販機について、業者から手数料が支払われており、各署は局職員でつくる親ぼく会に納めているという。
消防局は、「自販機がいつ置かれたかなど詳細を調査している。署員が手数料を着服していることは断じてない」と話している。
また、市は問題を重視し、許可を得ないまま庁舎内に設置されている自販機がないかどうか、全庁で調査している。
11月11日朝刊
(毎日新聞) - 11月11日19時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061111-00000238-mailo-l25