2006年11月10日(金) 13時00分
保険証詐取の元館長に有罪=「責任軽視できず」−大阪地裁(時事通信)
財団法人「飛鳥会」(大阪市東淀川区)をめぐる事件で、元同会理事長小西邦彦被告(73)=公判中=の妻らのために健康保険証をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元市立飛鳥人権センター館長入江和敏被告(60)=休職=の判決公判が10日、大阪地裁で開かれ、杉田宗久裁判長は「市職員による巧妙な犯行で、責任は軽視できないが、市のあしき慣習を踏襲した面もある」と述べ、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
入江被告は控訴しない方針で、刑が確定した時点で失職する見通し。
(時事通信) - 11月10日13時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061110-00000048-jij-soci