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PS3は年内に100万台が出荷される予定だが、発売初日はその10分の1にも満たない10万台弱となる。ハードディスク容量60ギガバイトの上位機はオープン価格だが、店頭での販売価格は6万円程度の見込み。20ギガバイトの低価格機は希望小売価格4万9980円となる。
SCEは「品薄で最初はご迷惑をおかけする」と平身低頭だが、その供給体制の不備がかえって希少価値を高め、ネットの世界では“PS3争奪戦”が10月中から猛烈にヒート・アップした。
アマゾンジャパンが10月16日午後7時に予約を開始したところ20分弱で完売。ツタヤオンラインのネット通販サイトでも同24日午後5時から予約を受け付けたが、こちらも6分で売り切れた。
「Yahoo!オークション」など国内の代表的なネットオークションでは、発売前にかかわらず60ギガバイトモデルが10万円を突破。「ネットや店頭などで正価で確保し、高く売る“転売屋”が横行しそうだ」(関係者)という。
家電量販店でも、すさまじい“前哨戦”が展開されている。東京・秋葉原のヨドバシカメラマルチメディアAkiba店では先月に入ってから、「(PS3の販売は)先着順なのか、抽せんなのか、どっちなんだ」という電話が1日500件以上殺到。同店では「11日午前7時から販売しますが、先着順か抽せんか販売方法は決まっていません」と、当日の混乱を助長させないため、9日現在、販売方法をまだ明確にしていない。
ビックカメラ有楽町店では、10日中に先着順か抽せんかを決める。
「当日、どんなことになるのか。想像するだけでちょっとコワい」とは量販店関係者。あす土曜日は、売る側、買う側双方にとって熱い1日となりそうだ。
ZAKZAK 2006/11/10