2006年11月10日(金) 18時01分
ミクシィが今期予想据え置き、引き続きmixi拡大(ロイター)
[東京 10日 ロイター] ミクシィ<2121.T>は10日、中間決算発表を行い、2007年3月期の見通しについて経常利益17億1900万円(前期実績9億1200万円)の従来予想を据え置いた。想定通り推移しているため修正しないという。インターネットを使ったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「mixi」が中間期時点で前期実績の2倍に売上規模が拡大するなど、引き続き収益をけん引する。
9月の上場で調達した64億円の使途について、会見に出席した小割洋一取締役は「動画や音楽などの企画運営に投じていく」としたうえで、「これらの企画を運営する手段としてM&Aも選択肢となり、調達した資金を充てる可能性もある」と述べた。
一方、ソフトバンク<9984.T>と米ニューズ・コーポレーション<NWSa.N><NWS.N>がSNS事業で提携、世界最大のSNS「マイスペース」の日本語版を開始することについて「脅威とは感じているが、従来通りブレることなくユーザーに満足してもらえるサービスを提供する。コミュニケーションツールは規模が重要なので、そうした意味において9月末で会員数が600万人に達したことは、日本国内において強みになりそうだ」(小割取締役)としている。
(ロイター) - 11月10日18時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061110-00000754-reu-bus_all