2006年11月09日(木) 23時18分
巡査長を本部長注意処分に フラッシュメモリー紛失で京都府警(京都新聞)
振り込め詐欺事件の捜査応援で右京署に来ていた木津署の巡査長(33)が、捜査情報などの入ったパソコンのUSBフラッシュメモリー(外部記録媒体)を紛失した問題で、京都府警は9日、巡査長を本部長注意処分とした。監督責任も問い、捜査二課の警部(47)を所属長訓戒、同課の警部補(57)を所属長注意にした。
府警監察官室によると、巡査長は7月13日夜から14日朝の間にメモリーを紛失した。巡査長は「(右京署の捜査部屋で)パソコンからメモリーを抜いたことまでは覚えている」と話し、普段は部屋内の文具入れに保管して帰宅していたことなどから、署内で紛失した可能性が高いという。
メモリーには捜査報告書などのファイルが約190件収められ、被害者を含む関係者約50人の名前や住所なども記されていたという。
四方義章首席監察官は「外部記録媒体の保管管理の徹底と再発防止に努めたい」としている。
(京都新聞) - 11月9日23時18分更新
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