2006年11月09日(木) 08時00分
偽文書で「税金返す」 新手振り込み詐欺に注意(産経新聞)
税金を返すと偽って、金融機関のATM(現金自動預払機)の操作を指示される詐欺被害が相次いでいる問題で、今月に入り新たに封筒で偽の通知書を送りつけるケースのあることが8日、分かった。東京国税局は「還付金の手続きでATMの操作を求めることはない」として、新たな手口に注意を呼びかけている。
同国税局によると、文書は「納税過払金9万8540円を返金する」と書かれ、書面の連絡先に問い合わせると「還付用口座を確認したい」などと指示され、コンビニエンスストアに出向いたうえで、携帯電話で巧みにATMの操作を誘導されるという。
偽の文書は千葉県内を中心に送り付けられ、6日以降、同国税局への問い合わせは800件を超えた。6日には同県内の女性が約30万円を振り込む被害が出ている。
(産経新聞) - 11月9日8時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061109-00000009-san-soci