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2006年11月09日(木) 00時00分

また見つかった米国産牛肉の違反部位…外食産業困惑ZAKZAK

ゼンショー「懸念していたこと起きた」 農水・厚生労働両省は8日、輸入された米国産牛肉から、対日輸出が認められていない部位である胸腺9キロが見つかったと発表した。胸腺はBSE(牛海綿状脳症)の危険部位ではないが、政府は出荷した米食肉大手スイフト社のグリーリー工場(コロラド州)からの輸入を当面停止する。7月27日の輸入再開から3カ月強で違反が発覚したことは、米側の輸出管理の不徹底さを示した形。

 輸入が一時停止されたことに対し、外食業界では困惑が広がっている。吉野家ディー・アンド・シーは米スイフト社からもバラ肉を調達している。同社は12月から昼食限定で毎日牛丼を販売する予定だが、「スイフト社からの調達量は少ないため、販売に直ちに支障が出ることはない。特定危険部位ではなく、原因もはっきりしている」(企画室)として特に問題ないと見ている。ただ、「消費者に誤ったイメージが伝わってしまうのが心配」と懸念。

 米国産牛肉の使用見合わせを宣言している「すき家」のゼンショーは、「懸念していたことが起きてしまい非常に残念。関係各位の再検討と慎重な対応を望む」(広報)と、米産牛肉の安全性そのものに批判的だ。

ZAKZAK 2006/11/09

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006110936.html