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来年の統一地方選や参院選という全国規模の選挙を控え、幹部の世代交代により組織の引き締めが必要と判断したとみられる。原田氏が後任会長に就けば、若手有力幹部である正木正明・現壮年部長(52)や谷川佳樹・現副会長(50)らとの集団指導体制の傾向が強まるとみられる。
創価学会は、与党の一角を占める公明党の支持母体として、同党の人事や政策に大きな影響力を持つ。トップ交代は今後の自民、公明連立政権の運営にも少なからぬ影響を与えそうだ。
秋谷氏は1981年から5代目会長を務め、組織運営の実務や、公明党に対する選挙支援活動を事実上指揮、池田大作名誉会長(78)を支えてきた。
自民党旧田中派に連なる政界人脈に太いパイプを持ち、99年に公明党が自民党との連立に参加して以降は、与党が臨む国政、地方各レベルの選挙に集票面で大きく貢献した。
7月に5期目の任期満了を迎え、去就が注目されたが再任された。
ただ学会内では、いったん勇退説が取りざたされたことで「以前ほどの求心力はなくなった」(関係筋)との見方も出ていた。
創価学会の組織上のナンバー2に当たる青木亨理事長(76)も退き、後任には正木氏が就く公算が高まっている。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061109/eve_____sya_____007.shtml