2006年11月07日(火) 00時00分

税務署員装い「還付金ある」と９００万円を詐取 狭山の男性振り込む （東京新聞）

　一日午前十一時半ごろ、狭山市に住む無職の男性（６９）方に、税務署員を名乗る男から「税金が過払いになっているので、還付手続きを取ってください」と電話があった。

　信じ込んだ男性は近くの銀行で指示通りに現金自動預払機（ＡＴＭ）を操作したが、男から「機械のエラーで手続きできなかった。明日再び手続きをしてください」と言われ、翌二日にも指示通りＡＴＭの操作を四回繰り返した。

　男性は六日になって所沢税務署で確認したところ、約九百万円をだまし取られたことに気づいた。狭山署で詐欺事件として捜査している。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20061107/lcl_____stm_____003.shtml