2006年11月04日(土) 21時08分
フセイン裁判、5日にも一審判決…死刑が確実視(読売新聞)
【カイロ=柳沢亨之】イラク中部ドゥジャイル村で1982年、イスラム教シーア派住民ら148人を殺害し、人道に対する罪に問われている同国元大統領サダム・フセイン(69)ら被告8人に対する判決公判が5日、バグダッドの高等法廷で開かれる見通しだ。
イラクでは求刑通りの死刑判決が確実視されている。
国軍などは4日、親フセイン武装勢力などのテロに備え、兵員を総動員し、全土で厳戒態勢に入った。
死刑を求刑されているのはフセイン、異父弟で元情報機関トップのバルザン、元副大統領ラマダンの3被告。フセインに死刑判決が下されれば、元国家元首が人道に対する罪で死刑判決を受ける史上初のケースとなる。
(読売新聞) - 11月4日21時8分更新
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