2006年11月03日(金) 21時00分
<ソフトバンク>3連休初日は契約業務を無事終了(毎日新聞)
携帯電話の番号継続(ポータビリティー)制導入直後にシステムトラブルを起こしたソフトバンクモバイルは3連休初日の3日、大きなトラブルを起こさず契約業務を無事終了した。同社は「4、5日も無事に乗り切れそうだ」と話している。
同社は、3連休中のシステム負荷を軽減するため申し込みの多い機種変更手続きを停止。番号継続制を利用した契約手続きを優先する一方、システムの能力向上や人員増を図ってトラブル防止に努めている。「先週末のようにお客が殺到することはなく、40分程度で契約手続きを完了できる」(東京・六本木の直営店)と説明し、ソフトバンクに定時報告を求めている総務省も「トラブル報告はない」としている。
新料金プランの適用条件が分かりにくいと指摘された広告表示も修正。「¥0へのご質問にお答えします」と題し、プランの適用条件などを詳しく説明する広告を店頭に掲示した。懸念された販売への影響についても「番号継続制を利用した新料金プランの加入と新規契約は伸びている」(東京・秋葉原のヨドバシカメラ)と、深刻な状況にはなっていない模様だ。
ただ、都内の直営店を訪れた会社員男性(39)は「端末や料金は魅力的だが、システムトラブルの再発が心配」と話していた。【工藤昭久】
(毎日新聞) - 11月3日21時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000067-mai-bus_all