2006年11月02日(木) 14時00分
川越市青少年健全育成協の職員着服:市、1月半以上退職届受理せず /埼玉(毎日新聞)
◇元主任に給与と夏季手当
川越市青少年課の元主任による公金不正取得問題で、懲戒免職処分が決まるまでの1月半以上、同市が元主任の退職届を受理せず、預かったままにしていたことが1日の百条委で分かった。この間、元主任は40日の有給休暇を取得した上、給与や夏のボーナスを受け取っていた。
元主任は6月7日に退職届を同課に提出。青木利彦市民部長が協会理事長の舟橋功一市長に届けたが、不在だったため秘書課長に預けた。しかし秘書課長から返却され、青木部長は懲戒免職が決まった7月28日まで手元に置いていたという。
毎日新聞の取材に青木部長は「市長が受け取らなかったのは、受理すれば退職金を支払わなければいけないためと推測している」と説明した。【小泉大士】
11月2日朝刊
(毎日新聞) - 11月2日14時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061102-00000183-mailo-l11