2006年11月01日(水) 11時01分
県の裏金問題：ＯＢ負担分の策定遅れ不快感−−知事 ／岐阜（毎日新聞）
県庁の裏金問題で、古田肇知事は３１日の定例会見で、裏金の返還額のうちＯＢ負担分の返還計画について「大きな枠組みとスケジュールが見えてこないのは残念」と述べ、計画策定が遅れていることに不快感を示した。
古田知事は「現職や組合は返還し、あとはＯＢの分だけ」と指摘。「県民は返還のプロセスも見ている。返還の見通しが見えてこないのは残念だ」と話した。
また、さらに数人の処分を検討中としたうえで、木下三千男容疑者（４９）＝業務上横領容疑で逮捕＝以外の刑事告発について「可能性がないとは言わない」と述べた。
県によると、梶原拓前知事ら元幹部８人が１０月中に返還するとした８７００万円の入金もまだ確認されていない。【秋山信一】
１１月１日朝刊
（毎日新聞） - 11月1日11時1分更新
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