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■『化膿した』と苦情も
鈴木容疑者は、ボディーピアスについて専門的に学んだ技術者「ピアッサー」の「氏家悠路」を自称。「薬液でふくらんで寸法が狂う」と麻酔をかけずに、ニードルという専用針で体に穴を開ける方法で施術した。「衛生管理は万全」「他店、外科、自己流でのトラブルでお困りの方、相談ください」を誘い文句に客を集め、約三年間で二億三千万円を売り上げた。
「日本に優秀なピアッサーはほとんどいない。医者はボディーピアスの専門家ではない」とHPで断言した鈴木容疑者。医師による“失敗例”も写真で紹介し、「われわれのように緻密(ちみつ)にデザインして開けるのは無理」と切り捨てた。
だが店には、「化膿(かのう)した」と苦情が月二、三人あったという。
同課幹部は「無資格で施術を行うピアススタジオは、分かっているだけで都内に十数店舗。違法な施術が横行している」と指摘していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20061101/lcl_____tko_____001.shtml