2006年11月01日(水) 20時21分
銀行「信頼できぬ」過半数…全銀協ネット調査(読売新聞)
銀行が以前よりも信頼できなくなったと考えている人が過半数に達していることが、全国銀行協会が1日に発表したアンケート調査で明らかになった。
以前と比べて銀行への信頼感がどう変化したかとの質問に対し、「信頼できない」「どちらかといえば信頼できない」が合わせて51・6%となり、「信頼できる」「どちらかといえば信頼できる」の48・4%を上回った。
銀行は、公的資金の注入などで危機を脱し、現在は過去最高水準の利益を上げているのに、消費者への利益還元が不十分だと感じている人が多いためと見られる。
銀行の利益還元策に関する要望(複数回答)では、「営業時間の延長」(62・1%)と「窓口の待ち時間の短縮」(49・7%)が多かった。銀行の経営努力については「努力している」「どちらかといえば努力している」が合わせて57・7%だった。
(読売新聞) - 11月1日20時21分更新
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