2006年10月31日(火) 19時28分
au も参入検討〜エムレポート、「スマート・フォンの最新動向」発売(japan.internet.com)
エムレポート は、2006年10月26日、国内におけるスマート・フォン市場の動向について調査したレポート「
スマート・フォンの最新動向〜法人よりも個人向けが普及のカギauも参入を検討〜 」を、同日、
サイボウズ・メディアアンドテクノロジー から発行することを発表した。
このレポートは、サイボウズ・メディアアンドテクノロジー「
SHOPNS-Research 」や、インターネットコム「
OnlineResearchPortal 」、ナノプロ「
マーケティングリサーチ&レポート 」、
データリソース などで販売される。
ウィルコムの「W-ZERO3」が市場投入されて以来、国内市場ではスマートフォンに注目が集まっている。ただ、すでに日本国内で投入されている携帯電話端末の多くは、スマートフォンと呼べるほど高機能なものが多い。
そうした中、ウィルコムの定義するスマートフォンとは、通常の音声通話や携帯電話/PHS 端末単独で利用可能な通信機能以外に、本格的なネットワーク機能、PDA が得意とするスケジュールや個人情報の管理など、多種多様な機能を持つ高機能携帯情報通信端末を指すという。
日本国内のスマートフォン市場を活性化させたのは、携帯電話事業者ではなく PHS 事業者のウィルコム。ウィルコムがシャープや Microsoft と共同開発した「W-ZERO3」の市場投入で火がついた。
ウィルコムは2005年12月に「W-ZERO3(
WS003SH )」を市場投入して以来、2006年3月には新色の W-ZERO3(WS003SH)、6月にメモリ容量をアップした「W-ZERO3(
WS004SH )」、7月には携帯電話端末に近づけた「
W-ZERO3[es] 」を発売している。
一方、携帯電話事業者の NTT ドコモも2005年7月に「
FOMAM1000 」を投入、2006年7月には「
hTcZ 」、9月に「
BlackBerry8707h 」を相次いで投入している。また、ソフトバンクモバイルも10月に「
SoftBankX01HT 」を投入して個人ユーザへの浸透を狙う。
また、KDDI(au)は他事業者に比べてスマートフォンで出遅れてしまったが、参入に関して検討を続けているとされる、とレポートは述べる。
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(japan.internet.com) - 10月31日19時28分更新
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