2006年10月30日(月) 11時47分
ソフトバンクが番号継続制の契約業務再開、ドコモ・KDDIと合意(ロイター)
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10月30日、ソフトバンクの携帯電話子会社ソフトバンクモバイルは、番号継続制(MNP)にかかわる契約の受付業務を再開した。写真は9月、ソフトバンクの孫社長(2006年 ロイター/Toshiyuki Aizawa) |
[東京 30日 ロイター] ソフトバンク<9984.T>の携帯電話子会社ソフトバンクモバイルは30日、同日朝から番号継続制(MNP)にかかわる契約の受付業務を再開した。同社広報担当者がロイターに述べた。
同日朝にNTTドコモ<9437.T>とKDDI<9433.T>と協議した結果、ソフトバンクモバイル側がシステムの負荷を軽減する措置を取ることで合意。ドコモとKDDIからソフトバンクモバイルへ乗り換えたり、ソフトバンクモバイルから両社へ乗り換える手続きを再開する。
MNP開始後の最初の週末となった28日、ソフトバンクモバイルには契約と解約の申し込みが集中。顧客管理システムの処理能力を超えたことから、同日午後5時45分に契約の受付業務すべてを停止した。同日夜間にシステムを最適化し、29日は朝から受付を再開したものの、再び申し込みが殺到したために午後零時10分にMNP関連の契約業務を打ち切っていた。
再び予想以上に申込みが集中し、システムに障害が起きた場合の措置については「決まっていない」(ソフトバンクモバイル広報部)としている。
(ロイター) - 10月30日11時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061030-00000208-reu-bus_all