2006年10月30日(月) 19時01分
消費者金融3社、大幅赤字に=中間期予想を下方修正−灰色金利、返還で引当金(時事通信)
消費者金融大手のアコム、アイフル、プロミスの3社は30日、2006年9月中間期の連結最終損益予想を下方修正し、従来の黒字見通しからそろって大幅な赤字に転落すると発表した。赤字額は、最大のアコムで2821億円。中間期の赤字転落は、3社とも株式上場後初めて。利息制限法の上限(年15〜20%)を超える「灰色金利」の返還に備えて引当金を積み増すため、巨額の特別損失を計上する。
さらにプロミスは同日、連結最終損益の通期予想を、従来の516億円の黒字から1541億円の赤字に下方修正。アコムとアイフルは11月上旬の中間決算発表時に通期予想を公表するが、いずれも赤字転落は必至だ。
(時事通信) - 10月30日19時1分更新
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