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携帯電話大手のソフトバンクモバイルは28日、新規加入や契約内容の変更などの受け付けを同日午後5時45分で全面的に停止した。
この日は、携帯電話の電話番号を変えずに他社に変更できる「番号持ち運び制度」が24日にスタートして最初の週末で、ソフトバンクは、契約切り替えの希望者が殺到し、顧客情報システムの処理能力を超えたためとしている。
ソフトバンクによると、27日昼ごろから、顧客の情報管理システムの処理に遅れが出るようになり、28日の夕方には1件あたりの処理に数時間かかるようになったという。
通常は夜8時か9時ごろまで契約などの業務をしているが、受け付けを続けると処理システムに負担がかかりすぎると判断し、夕方で業務を停止した。
NTTドコモとKDDI(au)にも、28日は番号持ち運びによる契約の切り替えを受け入れできないと連絡した。
番号持ち運び制度を利用した契約の切り替えだけでなく、新規契約や機種変更など携帯電話の契約業務全般が停止している。24時間受け付けているインターネットを通じた申し込みも取り扱いを停止した。
ソフトバンクは、同社の契約者同士で通話やメールが原則無料となる新料金プランを導入している。このため、契約会社の切り替えが増えたほか、ソフトバンク契約者にも新料金に切り替える動きが広がったことが、申し込みの急増につながったと見られている。
ソフトバンクは、処理が滞っている件数などは把握できていないと説明しているが、29日には通常通り業務を再開したいとしている。