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冒頭で黒川薫学校教育課長が問題の経緯を説明。九月下旬に市の意見投書箱に「言動がおかしい教諭がいる」などと苦情が寄せられ、校長らが教諭本人から聞き取りを行ったところ「思慮が足りない発言があった」と事実を認めた。
教諭は九月中旬、長髪の男子生徒を名指しし「髪を切るまで話しかけるな」と他の生徒に命じたほか、九月初めには部活動をしていた別の生徒に注意をした際、「おれにがんをつけたな」「やるならやってやろうじゃないか」などと声を荒らげたという。教諭は問題発覚から約一カ月通常通り勤務し、十月二十七日付でクラス担任と教科担任から外れた。
この問題で学校側と市教委は被害に遭った生徒や両親らから聞き取りを行っていなかったことも判明。会見では説明が二転三転し、報道陣からは「処分も事実関係の調査も甘すぎる」との批判が相次いだ。市教委は「調査が不十分だった。落ち度があった」と対応の不備を認め、再調査して会見を開く考えを示した。
(武田雄介)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20061028/lcl_____cba_____003.shtml