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放課後に高校のスタジオで作詞家のもず唱平さん(左)の前で「メール」を歌い、指導を受ける長谷川陽子さん=24日、堺市堺区の堺女子高校で
堺女子高では、04年度に音楽や舞台芸術などを教えるアクティブアート(芸能技術)コースを設置、音楽の授業では、作曲や演奏などを教えている。このうち、作詞については特別授業として大阪芸術大学客員教授で、演歌「花街の母」などで知られるもず唱平さん(68)を年2回、講師として招いている。
「メール」は、「自分史を自分詞に」というもずさんの指導を受けて、長谷川さんが1年生の時に授業で作った。中学時代に携帯のメールで告白した体験などを思い出しながら一気に書き上げた。メールがきっかけでつきあい始めた男の子から突然、返信が来なくなるという悲しい恋が描かれている。「私たちの世代で一番あり得る話を書きました」という。
長谷川さんは「将来は作詞だけでなく、歌もうたっていきたい」とプロになることを夢見ている。もずさんも「彼女の詞にはストーリーがある。良いライバルになればいいね」と実力に太鼓判を押す。
「メール」は「サヨナキドリ」というシングルCDに収録され、12月6日に日本クラウンから税込み1200円で発売される。