2006年10月27日(金) 19時39分
三菱ふそうのトラック、改良型「前輪ハブ」もトラブル(読売新聞)
三菱ふそうトラック・バス製の大型トラックで今月、車軸部品の「ハブ」が破断し、タイヤが脱落するトラブルが起きていたことがわかった。
同社トラックでは2002年、横浜市でハブ破断によりタイヤが脱落し、母子が死傷する事故が発生、同社は計約24万台をリコール(回収、無償交換)したが、今回破断したのは強度を増した改良型ハブで、リコール対象外だった。
国土交通省は、改良型ハブについてもリコールなどの措置が必要か調査するよう三菱ふそうに指示した。
トラブルが起きたのは今月17日未明。鹿児島県内の運送業者のトラックが同県志布志市内の国道を走行中、右前輪のハブが破断、タイヤが脱落して走行できなくなった。周囲には歩行者などはおらず、けが人はなかった。
(読売新聞) - 10月27日19時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061027-00000011-yom-soci