2006年10月26日(木) 16時00分
原告男性が逆転敗訴=「初診は成人後」受給資格なし−学生無年金訴訟・東京高裁(時事通信)
成人学生の国民年金加入が任意だった時代、未加入のまま統合失調症にかかり、障害基礎年金の支給を拒否された東京都内の男性(38)が、国を相手に不支給処分の取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(浜野惺裁判長)は26日、処分取り消しを命じた1審東京地裁判決を変更し、男性の請求を棄却した。
浜野裁判長は「男性が20歳になる前に、医師の診療を受けたことはない」と述べ、男性に受給資格はないとの判断を示した。
(時事通信) - 10月26日16時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061026-00000081-jij-soci