2006年10月25日(水) 01時09分
「ニンジャソード」所持者に有罪 京都地裁判決(京都新聞)
「ニンジャソード」と呼ばれる大型の刀を所持していたとして銃刀法違反の罪に問われた京都市右京区のボクシングジム経営鈴木賢一郎被告(30)の判決が24日、京都地裁であった。景山太郎裁判官は「危険性を顧みない利欲的な犯行だが、反省している」として懲役1年6月、執行猶予4年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
景山裁判官は判決理由で「実際に同種の刀が犯罪に使用されたことがうかがわれる」と指摘し、被告が量販店から購入した刀をインターネットで転売して差益を得ていたことについて「凶器となり得る刀を社会内に拡散させ、人々の生活の安全を脅かした」と述べた。一方、被告がボクシングジムで青少年や聴覚障害者を指導、教育してきたことに触れて「社会内で更生する機会を与えるのが相当だ」とした。
判決によると、鈴木被告は今年5月11日、自宅で刃渡り40センチ超の刀24本を所持した。
(京都新聞) - 10月25日1時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061025-00000005-kyt-l26