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NTT西日本のIP電話サービス「ひかり電話」がつながりにくくなっている問題で、同社は24日、かかってきた電話を振り分けるサーバーの処理能力が不足していたと発表した。25日朝にもサーバー1台を増設して復旧させる。24日中に4万件以上の苦情や問い合わせがあったという。
説明では、23日朝に発生したトラブルは、個人や中小企業向けのサーバー1台に、処理能力(1秒間平均120件程度)を超える電話がかかり、処理できなくなった。どこからどこへの通信量が増えたのかは明らかにしなかった。
25日朝のサーバー増設後は、システム負荷を軽減する通信量の制限を解除する予定だ。また、利用者には、障害に応じて基本料金を日割り計算で免除する方針を明らかにした。
同社のIP電話加入件数は週に約2万件のペースで増えている。処理能力を向上させるため、11月中旬にサーバー1台を増やす予定だった。24日、大阪市内で記者会見した片山泰祥ネットワークサービス部長は「まだ処理できる余裕があると思っていたが甘かった」と陳謝した。
25日には、専用の問い合わせ電話(0120・878・580/午前9時〜午後9時)を設ける。