2006年10月23日(月) 13時43分
YouTube の成長に陰りか、米国で初のマイナス成長——ネットレイティングス調べ(japan.internet.com)
YouTube の人気にも陰りが見えてきたか——。
ネットレイティングス によれば、同サイトの9月の利用者数は米国において初のマイナス成長、日本においても初の横ばいという状況になったという。
同社代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之氏は、「YouTube の利用者数の停滞は一時のブームが落ち着いたもの」と分析する。
ただ、この YouTube を
買収 した Google は依然として好調。この1年間で利用者数は43%成長し、上位プロパティの成長率としては最大だ。
ネットレイティングスが発表した2006年9月の月間インターネット利用動向調査結果(
PDF )によると、Google はページビュー(PV)の成長率も68%で他の上位プロパティを大きく上回っている。(企業統合等によるプロパティ統合による利用者増を除く)。
9月の Google の成長には、「Google ツールバー」関連ページの利用者増が寄与している。対前月から173万人の利用者を増やしており、主に Google ツールバーのページとカスタマイズのページに利用が集中していたという。
また、対前年からの成長は、「Google マップ」「Google デスクトップ」「Google ビデオ」など、キーワード検索以外の利用者数が増加したことが要因と見られている。
デイリーリサーチバックナンバー、コラム、セミナー情報等はこちらから
http://japan.internet.com/
デイリーでお届けする最新ITニュースメールの御購読申込はこちらから
http://japan.internet.com/mail/newsletters.html
(japan.internet.com) - 10月23日13時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061023-00000009-inet-sci