2006年10月21日(土) 16時27分
在日社会 核実験影響か 韓国籍への変更申請3倍に(産経新聞)
北朝鮮が9日に核実験実施を発表して以降、在日韓国・朝鮮人社会で、朝鮮籍から韓国籍への変更申請が3倍に増加していることが21日分かった。関係者は「核実験による影響が表れ始めたのではないか」と話している。
変更手続きは、韓国側の国民登録申請を行った後、関連書類を市区町村に持参。
外国人登録証明書の交付を受け、韓国側に提出すれば、短期間で完了する。在日韓国大使館のホームページ上でも分かりやすく紹介されている。
同大使館領事部によると、変更申請は普段1日に10件程度だが、16日以降は多い日で30件前後に増えているという。
韓国籍への変更は、平成14年の日朝首脳会談で、北朝鮮が日本人の拉致を初めて認めた際にも相次いだ。
核実験で朝鮮籍離れに拍車が掛かれば、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の組織力低下にもつながりかねない。
(産経新聞) - 10月21日16時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000013-san-int