2006年10月20日(金) 12時22分
<子どもの人権110番>いじめ問題で受付時間延長(毎日新聞)
北海道滝川市と福岡県筑前町で児童、生徒がいじめを苦に自殺したことを受けて、法務省は23〜29日を「いじめ問題相談強化週間」とし、子どもの悩み事の相談に応じる「子どもの人権110番」の受け付け時間を延長することを決めた。また、事態を重視し、人権侵犯事件として二つの自殺について調査を開始した。
「子どもの人権110番」は、人権擁護委員の中で特に子どもの人権問題を扱う「子どもの人権専門委員」らが電話での相談に応じている。昨年は9127件の相談があり、1175件がいじめに関するものだった。
通常は平日の午前8時半から午後5時まで開設しているが、強化週間中は平日の午前8時半〜午後7時と、土日の午前10時〜午後5時まで実施する。電話番号は全国共通0570・070・110。
長勢甚遠法相は20日の閣議後会見で「いじめは子どもの人権にかかわる問題。全国の法務局長にいじめ問題の取り組み強化を指示した」と述べた。【森本英彦】
(毎日新聞) - 10月20日12時22分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061020-00000017-mai-soci