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市は「過失はない」と全面的に争う姿勢を示した。
同日の市議会決算特別委員会で、市議から指摘されたことを受け、市側が記者会見を開いて発表した。
遺族側の訴えによると、男性は〇三年十二月、同センターで首を回すことで椎骨が圧迫され、血流が阻害される病気と診断された。〇四年五月二十五日、椎骨の一部を削る手術を受けたが手術中、執刀医が誤って動脈を切断。約二時間かけ血管はつながれたが、男性は脳梗塞(こうそく)を発症し同年六月六日に死亡した、としている。
市側によると、三十代の執刀医男性は専門医として五年のキャリアがあり「手術中に動脈はつながっていない状態だったが、切断とは言えず医療ミスと考えていない。(患者の)体質によるもの」と述べた。
一方で、センターでは手術後間もなく「想定していなかった事態になった」と病院長だけでなく、市大事務局長や前田正子副市長に報告しながら事故判定委員会に諮らず、病院内で「医療事故ではなく発表しない」と決めるなどした。 (木村留美)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20061020/lcl_____kgw_____000.shtml