2006年10月19日(木) 17時02分
即決裁判:佐賀地裁で初めて、覚せい剤使用被告に有罪 /佐賀(毎日新聞)
比較的軽微な刑事事件の被告に初公判で判決を言い渡す「即決裁判」が18日、佐賀地裁で初めてあった。覚せい剤取締法違反(使用・所持)罪に問われた佐賀市大和町、鉄筋加工業、小池和幸被告(45)に対し、若宮利信裁判官は、懲役1年4月、執行猶予5年(求刑・懲役1年6月)の判決を言い渡した。
起訴状などによると、小池被告は9月23日ごろ、自宅で覚せい剤を使用し、同28日には、自宅で覚せい剤約0・13ミリグラムを所持していた。
即決裁判は、裁判の迅速審理を目的に今月2日にスタート。執行猶予付き判決が前提となる裁判が対象で、原則として起訴から14日以内に1回の公判で結審、即日判決が言い渡される。【高芝菜穂子】
10月19日朝刊
(毎日新聞) - 10月19日17時2分更新
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