2006年10月19日(木) 23時43分
未成年者喫煙防止、たばこ自販機カードは「タスポ」(読売新聞)
日本たばこ協会(東京都港区)は19日、未成年者の喫煙防止のため、成人だけに発行するICカードの名称を「taspo(タスポ)」とすると発表した。
2008年7月からは、全国のたばこ自販機約62万台すべてで、このカードがないとたばこを購入できなくなる。
「たばこのパスポート」との意味が込められた。発行は無料で、同協会に郵送で申し込む。有効期間は10年間。本人の顔写真と氏名などが記載されるが、未成年者が他人のタスポを使うことも可能で、未成年者の喫煙を完全に防止できるわけではない。指紋など生体認証機能を持たせることも検討されたが、雨風にさらされる自販機では機能しない恐れがあり見送られた。
(読売新聞) - 10月19日23時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000113-yom-soci