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歌手の槇原敬之(まきはらのりゆき)さん(37)が作詞・作曲し、人気デュオ・CHEMISTRYが歌う新曲「約束の場所」の歌詞に対し、漫画家の松本零士さん(68)が自作「銀河鉄道999」からの無断使用だと、槇原さんに謝罪を求めていることが19日、分かった。
松本さんによると、今月はじめ、この曲の「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」という歌詞が、自作に登場する主人公のせりふ「時間は夢を裏切らない、夢も時間を裏切ってはならない」に酷似しているのに気付き、CHEMISTRYが所属するレコード会社に電話で抗議した。
その後槇原さん本人が「どこかで見るか聴いた記憶があったかもしれない」と答えたという。16日には同社関係者が松本さん宅に謝罪に訪れた。
松本さんは「ここ10年くらい、各地での講演のタイトルにも使っているので、無断で使用されるのは心外。著作権侵害を声高に主張するつもりはないが、本人からひと言、謝ってもらいたい」と主張している。
一方、CHEMISTRYが所属するレコード会社、ソニー・ミュージックは、「指摘を受け、事実関係の確認や対応をさらに検討している」と話している。
今月4日に発売された「約束の場所」は、テレビCMにも使われていることからヒット曲になっている。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061019i405.htm