悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
訴えていたのは高知市の会社員竹内真一郎さん(48)と、妻の八恵さん(44)。
判決によると、真一郎さんは02年、スポーツ少年団で卓球を指導中に10歳の女児の体に触ったとして逮捕された。03年3月の一審・高知地裁では有罪判決を受けたが、04年6月の二審・高松高裁は「女児の供述は変遷や矛盾がある」として無罪判決を言い渡した。
判決は、八恵さんに対する検事の発言が違法行為となるかについて、八恵さんが当時録音したテープをもとに検討。一審公判中の02年11月に検事が八恵さんを高知地検に呼び出し、「このままだと刑務所に入る」などと不安感や圧迫感を与えて罪を認めさせるよう説得したと認定した。八恵さんが検事との面談の翌日に夫と面会して検事の意思を伝えていることなどから、「間接的に違法な方法で自白を求めたことになる」と判断した。
判決後に会見した八恵さんは「有罪は決まっていると何度も言われ、悔しかった。言い分が認められてほっとした」と話した。
小暮輝信・高知地検次席検事の話 主張が認められなかったことは誠に遺憾。判決内容を検討し、適切に対応したい。
http://www.asahi.com/national/update/1017/OSK200610170062.html