2006年10月17日(火) 13時01分
意識不明の妊婦、受け入れず=「満床」理由に20病院−1週間後死亡・奈良(時事通信)
奈良県大淀町の町立大淀病院で分娩(ぶんべん)中に意識不明となった同県五条市の妊婦(32)が、約20病院から次々と受け入れを断られていたことが17日、分かった。妊婦は大阪府内の医療施設でようやく6時間後に手術を受けたが、約1週間後に死亡した。
厚生労働省が来年度中の整備を求めている総合周産期母子医療センターは、奈良県では病床数の不足から未整備。県などの産科医療体制への姿勢が問われそうだ。
(時事通信) - 10月17日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061017-00000046-jij-pol