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出前講座では、子どもの被害が相次いだシュレッダーなど製品事故や、私立の幼稚園や小中学校の入学辞退の際の入学金・授業料の返還を巡るトラブル、子どもが携帯電話で誤ってアダルトサイトに入ってしまい、高額な請求をされたケース、などを紹介する。
また、母親自身が被害を受ける可能性がある、化粧品などの訪問販売やマルチ商法などについても採り上げる予定だ。インターネットでの情報提供なども検討している。
国民生活センターによると、小学生が関係した消費者トラブルは年々増加し、０５年度は約１６００件。中学生のトラブルも増加傾向で、０５年度は約９３００件あった。
このため内閣府は、これまで高齢者を標的にした悪質商法などについて注意をよびかけてきたのに加え、子どもを巡るトラブル対策も必要と判断した。