悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
第2東京弁護士会は11日、多重債務者の債務整理に絡んで弁護士以外の業者に名義を貸す「非弁提携」を行ったなどとして、同会所属の小谷恒雄弁護士(78)を綱紀委員会に懲戒請求したと発表した。
処分が確定しない段階で弁護士名を公表するのは極めて異例。同会では、債務整理の依頼者が約700人いるとみられるため、被害拡大を防ぐ意味で公表に踏み切ったとしている。
同会によると、小谷弁護士は1998年ごろから、債務整理を引き受ける広告を出していたNPO法人のメンバーなどに、弁護士の名義を貸して多重債務の処理を行わせた。
小谷弁護士は、「多重債務者の紹介は受けたが、処理は適正」と話しているという。