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新居の購入を決めた。間取りや内装をどうするか。家具店や住宅展示場に行くのもいいが、その前に自宅でじっくり考えたい。マウス操作だけで間取りやインテリアを画面上でレイアウトできる「ズバリマイホーム」で“理想の我が家”作りに挑戦した。(原田信彦)
このソフトは、使用開始後1年間の期限付き。2年目以降も使用する場合は継続料金を払う必要がある。まず、ソフトをインストールして初期画面を開き、画面右下にある「間取りプラン」を選択、次に表示される画面から「新規間取り作成」を選ぶと、マス目画面が現れる。
最初は、おおまかな間取りから。画面右側のメニュー欄から「洋間」「LD」「和室」などのアイコンをマウス操作で選び、マス目上に置くことで、パズル感覚のレイアウトができる。部屋の縦横を変更するには、マウスを使って、部屋の辺を移動させればよい。自分が住んでいる3LDKのマンションの場合、10分ほどの作業で間取りを再現できた。
STEP2 家具などの素材1500種次に、画面下の「平面図」をクリックする。すると今作った3LDKが、設計図のような詳細な図面に変換された。画面右側の欄から、ドアや家具などの素材を選び、平面図に張り付けていく。選択可能な素材は1500種類。例えば玄関・勝手口だけで18種類もあるから、希望に近いイメージの素材を選択できる。室内の素材も豊富。トイレや浴槽、洗面台、キッチン、照明、タンス、果てはピアノに至るまで幅広くそろっている。
途中で部屋を追加したり、削除する場合には「部屋の間取り」に戻って作業する。平面図の段階での作業は、かなり細かいが、一番楽しい部分でもある。たっぷり時間をかけたい。
STEP3 家の中にいるみたいある程度完成したら、画面下部の「ウオークスルー」をクリックしてみよう。平面図が瞬時に立体化され、まるで本物の家の中にいるような画像が現れる。
マウス操作により、室内を歩き回ったり、ぐるりと見回すことも自在にできる。壁や家具など、素材の色が気に入らなければ、右のメニュー欄で細かく指定し直すことも可能だ。また、「鳥瞰(ちょうかん)図」を選ぶと、家全体の外観が表示される。ここで屋根を非表示にすると、フロア全体を立体的に見渡すことができる。
2階建ての場合も同様の作業を繰り返せばOK。完成図は保存できるので、これを建築士にメールで送って打ち合わせ——といった使い方はどうだろう。
記者の感想
自宅を再現できるかどうか試したが、2時間ほど試行錯誤した結果、そっくりに仕上がったので驚いた。マウス操作だけという手軽さもいい。新築や改築時だけでなく、手軽な模様替えにも威力を発揮しそうだ。
部屋の雰囲気 疑似体験ズバリマイホーム
イメージする家の間取りや外装を立体画像で作り込める。図面が読めなくても、1500点の素材から壁紙やカーテンまで細かく指定できる。松下電工やTOTOなど主要メーカー6社がキッチンや家具のデータを提供しており、部屋の雰囲気を実際に近い形で表現できる。素材データの有効期間は1年間。 ソースネクスト 標準価格1980円。
Myプランナー
マス目の作業画面に「台所」「洋室」などのパーツを選んで置いていくだけで家の間取りが完成する。描いた間取り図は印刷もできる。月々のローンも計算できる。URLは、http://www.sumainonet.com/
(YOMIURI PC編集部)