悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
検査院は昨年度、25労働局の経理状況を調べ、目的外使用など悪質な「不正経理」が広島、兵庫以外に東京、京都など6労働局で計7800万円見つかった。今年度は残りの22局を調べていた。
今回新たに不正経理が判明したのは、宮城、福島、栃木、神奈川、新潟、長野、静岡、愛知、和歌山、鳥取、高知など17労働局で計約3億円に上った。夏季休暇中の8月に一律に超勤手当を支給するなどの手口で約1億円を捻出していたとされる。また、アルバイトを雇ったことにしたり、出張に行ったことにしたりするなどして架空の経費を計上していた。これらの資金は裏金としてプールされ職員の懇親会の費用などにあてられていたという。
また、全労働局で、単年度で契約しなければならないのに複数年度で契約したり、架空の伝票を切って業者に公金をプールさせ、その中から業務に使う物品を購入したりする「不適正経理」も見つかった。
厚労省は昨年11月、1000人を超える職員を処分している。
http://www.asahi.com/national/update/1007/TKY200610070195.html